人は必ず誰かの影響を受けています。
思想面でも、家族親戚や、知人や、学校教育や、知識人や、
マスコミなどの影響を受けているのです。
「バックに小林よしのりがついている」という偏見には、
「その小林よしのりさんは誰から影響を受けたんでしょうねえ?」
と言ってやるのが一番です。
それとも「小林よしのりさんは幼児の頃からあの考え方だったの
かなあ?」と言ってやる手もあります。
もっと言うなら、「小林よしのりさんだって、腑に落ちる考え方
を聞けば、考えを変えるんですよ」と言ってやる手もある。
わしは、考えを変えることもあるから、「イデオロギー」ではなく、
「思想」しようと、言ってるわけです。
「そもそもあなたは誰の影響を受けているのですか?」と
聞いてみるのもいいでしょう。
「誰の影響も受けていない。俺さま独自の意見だ」と言われたら、
「よく聞く意見ですけど、本当にオリジナルですか?」と聞けば
いいのです。
女を侮り、小馬鹿にしたがる男は、右派にも左派にもいるのです。
でも女だって思想し続けていけば、そういう男を小馬鹿にして
やることが出来ます。
けれども客商売で、女を小馬鹿にしてくる男を論破して、
小馬鹿にしてしまうと、小馬鹿は「意固地なプライド」しか
持たないから、店に来なくなります。
男でも女でも、「意固地なプライド」しか持たない小馬鹿は
トンヅラしますから、手加減というものは必要です。